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キャリアチェンジ
2020.10.12

ニューノーマル時代のキャリアチェンジを成功に導く5つのポイント

みなさんこんにちは。

キャリアチェンジサロン代表の田中です。

 

このコラムでは、私が1万人以上のキャリア支援をしてきた体験から、みなさまのキャリアチェンジのお役に立てられるお話をお伝えいたします。

 

コロナ禍がいっこうに収まらない状況の中、リモートワークなどの新しい働き方が定着してきており、企業経営はもちろんのこと、ひとりひとりの働き方生き方を大きく変えざるえない状況となっています。

 

WEBシステムを使ってのオンラインミーティング、オンライン講義、オンラインでのライブイベント、などなどコロナ禍対応で行ってきた新しい試みが、今後はスタンダードになっていくことを前提にした時代、いわゆるニューノーマルな時代でのキャリアチェンジはどうあるべきか。

 

★ニューノーマルとは

「新たな常態・常識」、「新常態」

ウィキペディア

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB

 

今まで、転職、起業、副業、社会的活動など様々なキャリアチェンジの支援をさせていただいた中で、キャリアチェンジが成功するには共通項があると気づきました。

 

今回は、ニューノーマル時代にキャリアチェンジを成功に導くために必要な5つのポイントをご紹介いたします。

 

キャリアチェンジの手段・方法

ニューノーマルの時代のキャリアチェンジを成功に導くには、単に、転職や独立起業、副業という手段を考えるのではなく、自分の強みを存分に生かして、本当にやりたいことでビジネスをしていけるように環境を整え、準備を始めていくことが必要だと考えています。

 

インターネットの登場により、ビジネス環境の変化が激しくなり、多様化も進む中、大企業であっても生き残れるかどうかわからない状況となってきています。

 

ここにきて、コロナ禍によるオンライン化がさらに進み、働く場所も都心にこだわらなくてもよく、コンテンツがよいものであれば、世界に向けて発信して、一気に人気者になれる、そんな環境でもあります。

 

環境変化のスピードが速すぎて、時代に取り残されそうで不安になる方も多いと思いますが、この環境の変化を前向きにとらえることができれば、不安よりも楽しみが増えてきます。

 

例えば、働く場所にこだわる必要がないということは、わざわざ満員電車にのって、毎日大変な思いをして都心に出勤する必要はなくなり、自分が好きな場所で働くことができるということです。

 

さらに、自分の本当にやりたいことを、自分の強みも活かしながら、ビジネスとして始めていくことで、本当の意味で差別化された、世界で一つしかないサービスやものを生み出すことができるようになります。

 

是非とも、自分にしかできないサービスやもので、誰かが喜んでくれてビジネスにもなっている状況を想像してみてください。きっと、ワクワクすると思います。

 

キャリアチェンジを成功に導く5つのポイント

ニューノーマル時代のキャリアチェンジを成功に導く5つのポイントをここでご紹介いたします。

ポイント1 自分に嘘をつかない習慣を身につける
ポイント2 自分の強みをみつける
ポイント3 小さい行動から始めてみる
ポイント4 失敗に慣れ、素早い軌道修正を習慣にする
ポイント5 困っている人の役に立っているかを意識する

実は、明日から誰でも実行できることです。

 

ずっとやりたいことが心にある方、

今の仕事からキャリアチェンジをしたいと思っている方、

 

ぜひ、できることから始めてみて、自分の力で未来を切り開いていける勇気とヒントとなれれば幸いです。

 

ポイント1 自分に嘘をつかない習慣を身につける

1つ目のポイントは、キャリアチェンジを成功させるために最も大事な【自分が本当にやりたいこと】を見つけるために、【自分に嘘をつかない習慣を身につける】ことです。

 

自分に嘘をつかない習慣を身につけるためには、自分が感じたことや思ったことに素直になりながら毎日を過ごすとか、まわりと意見が違うと思っても自分の考えを言ってみるとか、そんなことを少しずつ意識していき、日々の行動を変える必要があります。

 

例えば、これからの生活習慣として、自分のわくわくしたことや、ときめきを意識し、それを記録していくことをやってみるのです。

 

本屋に行った時に、気になった本やすごい面白いと思った本があったら、それを後で記録しておいて、どうして気になったのか振返ってみるのもよいでしょう。

 

また、買い物をするときに、ときめいたものがあれば、それが、雑貨屋、コンビニ、スーパーなど、どんな場所であっても、時間があるときに記録しておいて、後になって、ときめいたものに共通点があるかなどを振返ってみるのです。

 

私が銀行員の時(かれこれ20年前です。。)、財務の専門書を買いに本屋によく行ったの

ですが、買ってくる本は、「これからの社会はどうなるのか。」とか、「人はどうやったら変われるのか。」とか、「新しい組織の在り方。」など、財務とは関係ない本だったのです。

 

実は、私自身がこのことに気づいたことも、私が銀行から教育業界に転職したきっかけ

になりました。社会を変えるとか、人のキャリアにかかわることになったのは、自分の興味がこれらの分野にとても強いことに気づいたからなのです。

 

このように、自分のワクワクしたことやときめいたことを記録する習慣を続けていくと、自分の中にしまっていた、やりたいことも浮き彫りになってくることが多く、成功するキャリアチェンジのために最も重要な、本当にやりたいことに近づいていくことができます。

 

また、この習慣を続けることで、自分がどれだけ自分に嘘をついてきたかにも、気づくことでしょう。

 

それは、多くの人が、子どものころから親や先生の言うことに従うこと、空気を読んで周りにあわせることを優先させる癖が無意識のレベルにまで浸透しているため、自分が思ったことや、ワクワクする気持ちなどを押さることが習慣になっているのです。

 

特に、周りの意見と違うことを思いついた場合、周りから否定されることを恐れて、自分の心の中にしまっているのではないでしょうか。

 

結果として、私が行ってきた一万人以上のキャリア相談の中で、自分の本当にやりたいことがわからないという方がとても多くいるのです。

 

是非とも、自分に嘘をつかない習慣を意識してつけることで、本当にやりたいことに近づいて欲しいと思います。

 

ポイント2 自分の強みをみつける

2つ目のポイントは、人に負けない【自分の強みをみつけること】です。

私は、自分の強みといえるものは、100人いても一番になれるとものだと考えます。

そうすると、自分にそんな強みなんてないと思う方、多いかもしれません。

 

しかし、絶対にそんなことはないのです。世界中にまったく同じ人がいないように、どんな人にもその人にしかない強みは必ずあります。

 

まずは、それを信じることです。

 

そして、自分の強みを見つけるために、まずやった方がよいことは、周りの人(同僚、上司、友人、家族など)に「私の強みはなんだと思いますか?」とぶっちゃけ聞いてみることです。

 

実際、毎日合ってる同僚や、気の合う古い友人にそんな質問をしていないはずです。

意外と自分では気づかなかった強みが見えてくるので、お勧めです。

 

そして、ポイント1にもある、自分に素直になることで、自分のワクワクすることや自然と興味がわくことがわかってくると、それらが強みに繋がる可能性が高いのです。

 

だからこそ、自分の心に素直に動いてみることが強みを見つけることにもつながります。

 

もう一つ、強みを見つける方法があります。

 

それは、振られた仕事や与えられた仕事を一生懸命やってみることです。

実は、人は意外とみてくれているもので、向いていそうなことを振ってくれることが多いのです。

 

「やりたくない。」とか「向いてない。」と自分で思っても、とにかく振られた仕事を一生懸命やってみる中で、自分の強みに気づくことが結構あるのです。

 

意外と自分では気づかなかった強みが見えてえてくるので、お勧めです。

 

ポイント3 小さい行動から始めてみる

自分のやりたいことや強みは、やってみないと、本当にやりたいのか強みなのかわからないのです。まずは小さい行動から始めることが、何より大事です。

 

例えば、歌うことが好きで、子どものころ「良い声しているね。」とも言われたことを思い出し、いつかは、大勢の人の前で歌うことをやってみたいと思っていた人が、偶然、知人からの誘いで、100人ほど集まってる場で歌う機会を得ます。

 

とても緊張したものの、何とかやりきり、評判もよかったのですが、自分自身には思っていたほどの感動なく、その日をきっかけに歌はやめる、というケースもよくあります。

 

やってみることで、自分が本当にやりたいのかどうかがわかります。たとえ、本当にやりたいことでなかったとしても、次に探しにいけるのです。

 

また、強みについても、同じくやってみてわかるものです。わかりやすい例としては、少年野球では、抜きんでた力を発揮していたため、推薦で野球が強い、いわゆる強豪校に入ったとしても、そこでは全国から能力の高い人材が集まってきてるので、そこでは目立たなくなってしまうということもよくあります。

 

自分の本当の強みをみつけていくためにも、行動を積み上げていくことが必要なのです。

 

ただ行動を始めると言っても、上手くいくかわからないし、やりたいことを人から否定されたときのショックを考えると、どうしても尻込みしてしまうという方多いのではないでしょうか。

 

行動を始めるコツとしては、最初から大きなことをやるのではなく、出来そうなことからはじめてみること。

 

例えば、自分を肯定的にとらえてくれそうな人に、まずはやりたいことを伝えてみるとか、文章が書くのが強みかもと思ったらブログを立ち上げてみるとか、です。

 

もしくは、人間そんなに強くは無いので、自分を応援してくれる人をみつけて、その人に背中をおしてもらうという方法もとても効果的です。

 

ポイント4 失敗に慣れ、素早い軌道修正を習慣にする

小さい行動を始められるようになったら、次は、失敗に慣れ、素早い軌道修正をしていくことを習慣にできるよう意識していくことが大事になります。

 

失敗に慣れ、素早い軌道修正が習慣になることで、本当にやりたいことや強みを見出すために、行動を続けることができ、結果として、自分にしか出来ない仕事にたどり着くことができるのです。

 

とにかく、どんな行動も、はじめから上手くいくことは、ほぼありません。やりたいことを口に出したら叶うということで、親しい人にやりたいことを言ってみたらバカにされたりすると、かなりへこんでしまいます。

 

ここで重要なことは、【自分という特別な存在を他人にちゃんと理解をしてもらうことは難しい】ということを肝に銘じることです。

 

逆にいうと、それこそが人と違うということであり、自分らしさの証明でもあるということです。世界にひとつしかない自分という個性を周りに理解してもらい、それを活かしてビジネスをしていく過程において、人と違うということに慣れる必要があるのです。

 

つまり、自分が思った通り人が理解するまでの過程には、試行錯誤があり、失敗の連続になります。この失敗に慣れ、伝え方が少しずつ上手くなれば、やりたいことの実現に近づきます。

 

例えば、ブログ(もしくはイベントなど)を初めてやってみるケースです。

 

「誰も読んでくれないかも。」

「批判的なコメントが来たらどうしよう。」

 

などなど、不安が先走ってしまい、なかなかブログが書き進まないことがあるかもしれません。

 

しかし、たとえ、批判的なコメントが来てもそういう人もいるんだな、と捉え、いつか読んでもらいたい人に必ず届くと信じ書き続けると、読者は増えていくものです。

 

 

ビジネスの世界でも、最初から上手くいくビジネスは存在せず、失敗と軌道修正を素早くして、粘り強く続けていけるかどうかが成功の分かれ目になります。

 

私がビジネススクールの事業を始めた時も、最初はビジネスの知識が学べることを売りにしていたのですが、その時は全く人が集まりませんでした。そこで、自分らしさを深められることを最大の売りにしたビジネススクールにしたとたん、人が集まり始め、ビジネススクール事業が軌道に乗ったのです。

 

失敗に慣れ、素早い軌道修正を習慣にし、行動を続けることで、自分にしか出来ない仕事にたどり着きましょう。

 

ポイント5 困っている人の役に立っているかを意識する

ここまでくると、何かできる気になってくると思います。あとは、それをどうやってビジネスにしていくか、です。ビジネスと言った瞬間にハードルがさらに上がった気になる方も多いことでしょう。でも心配しないでください。

 

なぜなら、やるべきことはシンプルなのです。それは、自分のやりたいこと、そして強みをもってどんな人を喜ばすことができるのか。そこをしっかり考えて、行動を起こしていくことなのです。

 

自分がどんな時にお金を払っているか考えてみてください。自分の大事なお金を使うときは、何かしらの困りごとやどうしても欲しいものがあるときでしょう。そこで考えるべきことは、自分のやりたいことや強みが、どんな困りごとを持った人の役に立つかを考えて試していくことです。

 

例えば、先ほど出した文章を書くのが上手な人だと、本を出版したいけど文章を書くのは苦手という人がいれば、その人の代わりに文章を書いてあげることでビジネスになります。そういった職業としてブックライターというものがあります。

 

本当の困りごとに届いているかは、こちらもやってみながら、素早い軌道修正を続けていくことになります。

 

途中は大変かもしれませんが、自分のやりたいことで、そして自分の強みを最大限いかして、困っている人が喜んでくれている様子を想像してみてください。本当にすばらしいことですよね。

 

まとめ

以上、キャリアチェンジを成功に導く5つのポイントをお読みになっていかがでしたでしょうか?

 

改めて、キャリアチェンジを成功に導く5つのポイントをまとめますと、

ポイント1 自分に嘘をつかない習慣を身につける
ポイント2 自分の強みをみつける
ポイント3 小さい行動から始めてみる
ポイント4 失敗に慣れ、素早い軌道修正を習慣にする
ポイント5 困っている人の役に立っているかを意識する

となります。

 

この5つのポイントは、すぐにできそうだなと思えることもあれば、私には難しそうだな、と思うこともあるかもしれません。

 

でも、今のままの仕事ではなく、キャリアチェンジをして、数年後には、本当に自分がやりたいことで仕事をしている自分を想像してみてください。

 

「ありがとう」と言ってくれるお客様や、

「あなたと一緒に働きたい」と言ってくれる仲間を想像してみてください。

 

もし、ワクワクする気持ちが湧いてくるならば、必ず行動することができます。

 

ぜひ、明日から私もやってみよう!

と思えるきっかけとなれれば幸いです。

 

 

こちらで書いていることは、私が代表をつとめる「キャリアチェンジサロン」で提供しているサービスの一部になります。

 

1万人以上の転職・起業・副業などのキャリアチェンジに携わることで培ってきたノウハウをもとに、本当にやりたいことを掘り起こし、自分の力を活かしたビジネスをスタートするまでを支援するキャリアチェンジサロンは、キャリアチェンジを実現する場です。

 

本当に自分のやりたいことや強みを活かして、自分の力でビジネスを始めたいと思った方は、是非のぞいてみてください。

 

キャリアチェンジサロン30日メールプログラム(無料)

https://careerchange.salon/mailmagazine/

 

キャリアチェンジプログラム無料体験セミナー

https://careerchange.salon/freetrial/

 

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キャリアチェンジサロン

代表プロフィール

田中 勇一

 

リソウル株式会社 代表取締役

多摩大学大学院 客員教授

一般社団法人公益資本主義推進協議会 副会長

 

京都大学理学部卒業後、住友銀行(現三井住友銀行)入社。米国カーネギーメロン大学にて MBA 取得。帰国後、銀行のALM業務に携わったのち、ビジネススクール運営会社に転職し、人材・組織開発コンサルティング会社の立ち上げに参画。その後、経営人材の紹介をコアとする成長事業支援会社を経て、新銀行東京設立プロジェクト草創期に2年間携わり、採用統括責任者として 5,000 人以上の応募があった公募採用で陣頭指揮をとり、銀行立ち上げに大きく貢献する。

 

現在は、リソウル株式会社を設立し、大手GMSの銀行設立プロジェクト参画、法人向けの人事・採用コンサルティングや経営相談、個人向けには起業支援、転職支援、キャリアカウンセリング等に取り組む。2010年4月には日本初の社会起業家育成のビジネススクールである「社会起業大学」を設立し、グローバルに活躍できる社会起業家育成にも従事。

 

2013年4月に多摩大学大学院客員教授に就任。2016年4月に一般社団法人公益資本主義推進協議会副会長に就任。

 

これまでに1万人を超えるキャリアカウンセリングを実施し、多くの人の自己実現に貢献。

主な共著に「たかがMBAされどMBA」がある。

将来の夢は理想の中高一貫教育を実践する学校の設立。