【殺しのライセンス】キャリアチェンジサロン事務局通信vol.34

こんにちは。

事務局の櫻井正則が担当します、第34回目の事務局通信。

最後までご一読頂ければ幸いです。

※事務局通信は、キャリアチェンジサロンのセミナーやメールプログラムにお申込みいただいた方に毎週水曜日、キャリア関連のことやキャリアチェンジサロンの様子についてお送りしております。

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「殺しのライセンス」

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ダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドが活躍する「007」シリーズの最新作が上映されています。

筆者も昔から大好きな映画のシリーズで、ショーン・コネリーの時代のものも含めて、なるべく映画館に足を運んでその独特の世界に浸って楽しんでおります。

物騒な表題で大変失礼いたしましたが、ご存知の様にイギリスのMI-6のスパイの中でも、”00″（ダブルオー）を冠せられたものは、人を殺しても良いことになっており（笑）、その「殺しのライセンス」を持っているのが物語の登場人物です。

つまり、公的に殺人を認められた人たちという事でしょうか？

かなり物騒な存在です（汗）

さて、このダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じるようになってからの５作品を観ていて、これまでの映画とは変わってきているなーと感じることがあります。

それはボンドが出会った女性、彼女たちの事を「ボンドガール」と呼び、今回のボンドガールはどんな女優さんが演じるのかが、一つの作品の楽しみでもありました。

ですからボンドガールはいわばボンドの欲望の対象であり、延いては映画館に足を運ぶボンドに憧れる男性諸氏の興味の対象だったわけです。

なのでこれまでのボンドは、次々と登場しては消えるボンドガールをベッドに招き入れては次の日には去ってしまい、任務のために世界を飛び回るというのがお決まりのストーリーだったわけです。

そ、それが…なんとボンドがボンドガールに恋をしてしまい、その女性が殺されてしまい、失意のどん底に落とされ、それを振り切るように巨大な敵に関係のある女性と関係をもってしまい、その女性と一緒になるために、MI-6を辞めてしまうのです!!

ど、どうしたボンド（笑）

敢えて言うなら、この５作品のボンドガールはかつての様なボンドの所有物、欲望の対象ではなく、対等な立場で愛し愛される関係となり、ついにはボンドの仕事である「殺し」まで辞めさせてしまうほどの力関係になっているのです！

これはネタばれになってしまいますが、ボンドの後釜は女性で黒人のプロフェッショナルなので、かなりマイノリティーに踏み込んだ作品となっています。

その活躍は、是非劇場でご覧ください☆

映画の世界でのひとつの変化をご紹介しましたが、社会も大きく変化をしています。

ダイバーシティ経営、ダイバーシティマネジメントと言う言葉が飛び交う時代となってきましたが、経産省は、「多様な人材」とは、性別、年齢、人種や国籍、障がいの有無、性的指向、宗教・信条、価値観などの多様性だけでなく、キャリアや経験、働き方などに関する多様性も含むとしています。

様々な人々が多様なキャリアや働き方を活かして、元気に働く社会。

そんな世界の実現に活躍する方が、スパイよりは遣り甲斐がありそうです（笑）

もちろんそこでは殺しのスキルは必要なさそうですね。

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