【ビジネスは夢を見ることから】キャリアチェンジサロン事務局通信vol.29

こんにちは。

事務局の櫻井正則が担当します、第29回目の事務局通信。

最後までご一読頂ければ幸いです。

※事務局通信は、キャリアチェンジサロンのセミナーやメールプログラムにお申込みいただいた方にキャリア関連のことやキャリアチェンジサロンの様子についてお送りしております。

———————————————————

「ビジネスは夢を見ることから」

———————————————————

最近の気候はどうもめまぐるしいと思いませんか？

暑い暑いと思っていたら、「えっ」と思うほど朝が寒くなったりして、「そろそろ長袖か」と思ったら、日中の気温が30度近くなったり…

季節の変わり目は、この様な目まぐるしい変化の中で移り変わっていくものなのでしょうね。

夏から秋への変化。

皆さんは秋と言ったら何を思い浮かべますか？

紅葉。

鈴虫。

サツマイモ（笑）

私はなんといっても、お月様。

満月の幻想的な美しさでしょうか。

2021年の中秋の名月は、9月21日に見えるお月様の事だそうです。

いよいよ来週ですね。

中秋の名月と満月は日付がずれることがよくあるのですが、今年の中秋の名月は正に満月なのだそうです。

さらに21日の21時頃の東京の空を眺めると、月だけでなく木星と土星も並んで見えるそうで、晴れてくれれば素晴らしい天体ショーが目の前に展開しそうです。

月でちょっと思い出したことがありました。

昔妻の誕生日のプレゼントに、当時流行っていた月の土地を贈ったことがありました。

「月の土地!?」

知らない方は驚かれるかも知れませんね（笑）

実は今も売っています。

私がプレゼントしたのは10数年前ですから、もう土地はあまり残っていないんじゃないかな～（笑）

月の土地を販売しているのは、アメリカのルナ・エンパシー社。

CEOのデニス・ホープ氏は、「月は誰のものか？」という疑問を持ち、法律を徹底的に調べ、国家が所有することを禁じた宇宙条約しかないことを発見。つまり、個人が所有してはならないという事には言及されていないことに気づいたそうです。

デニス氏は1980年にサンフランシスコの行政機関に出頭して、所有権の申し立てを行ったところ、正式にこの申し立ては受理されたそうです。

さらに権利宣言を作成して、国連、アメリカ政府、旧ソビエト連邦にこれを提出し異議申し立てがなかったことで、ルナ・エンパシー社を設立して月の土地の販売を開始したのだそうです。

笑い話のようなこのビジネスは、「月の土地は誰のものか？」と言う素朴な疑問から生まれ出たビジネスの種だったのです。

荒唐無稽な話にどの国も笑い飛ばして相手にもしなかったので、異議申し立てなど起こりようもなかったのかもしれませんが、彼は本気で月の土地を販売しようと真剣だったのです。

夢をビジネスにする。

これは一歩間違えたら詐欺ですよね（笑）

でも彼の本気度は人を騙そうなどと言うものではなく、あの夜空に輝く素敵な月に、自分の土地を持っていたらどんなに素敵だろうという、大きなロマンに溢れたビジネスだったのです。

自分の彼氏や彼女や両親や友人に、月の土地をプレゼントしたらきっと喜ばれるに違いないと信じて、彼は月の土地を売買したのです。

夢から始めるのも、その夢が多くの人に共感してもらえたら素晴らしいビジネスです。

また多くの人に夢を与えるられるビジネスが出来たら、どんなに素敵な事でしょう。

それにはそれを実行する人が、真剣に夢をみる必要があるのかも知れません。

来週は中秋の名月を見ながら、月の土地をどんな風に使うかを夢見つつ、ゆっくりお酒を頂きたいと思います。

——————————————————————————————————-