こんにちは。第123回目の事務局通信は
キャリアチェンジサロン代表の
田中勇一が担当します。
※事務局通信は、
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「 道を切り拓く 『情熱』 とは 」
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「何か事業を立ち上げるとか起業の際に
最も必要なものは何か？」
ほとんどの経営者や起業家は、
『情熱』
と答えるでしょう。
私も同じく、ですし、
自らの起業や事業立ち上げの経験を
見直しても、
ここに異存はないです。
一方、私自身、キャリアチェンジ支援に
取り組む中で、
この『情熱』について、
少しの誤解があることも感じてます。
例えば、
事業責任者の方のキャリア相談に
乗っている際に、
「私は、情熱をもって事業に
取り組んでいるのですが、
社長や他の役員が理解してくれず、
また、足を引っ張る人も多くて、
本当に困ってます」
という話があったとします。
皆様なら、どのようにアドバイスする
でしょうか。
「思いが理解できない社長に
問題があるから、転職した方がよい」
とか
「足を引っ張るなんて考えられない。
そんな会社やめたらどうでしょう」
など、いろんなアドバイスが
想定されるでしょう。
私ならこう答えます。
「やれることはすべてやりましたか。
地元の盟主や政治家など
権力がある人から、社長を
説得してもらうとか。
メンバー全員で社長や経営者に
直談判をやるとか、など 」
私の経験からしても、
大抵の場合、そこまでやってないことが
多いのが現実です。
ここまで書くと、
感の良い皆様なら、理解できたと
思いますが、
『情熱』とは、
「やれることはやりつくし、
何がなんでもやり遂げよう」
という意志と行動力がともなったもの
なのです。
やれることは何でもやる
だからこそ、どこかのタイミングで、
道が拓かれていくのです。
そして、
やれることをやり尽くし、
あとは天命を待つ、
という心境になったときに、
奇跡が起こるのです。
逆の言い方をすると、
普段取り組んでいる仕事も、
お客様に喜ばれるために、
結果を出すために、
やれることは何でもやろうと
『情熱』をもって取り組めば、
結果はおのずと付いてくるのです。
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キャリアチェンジサロン代表
キャリアチェンジプランナー
田中 勇一たなか ゆういち
京都大学理学部卒業後、住友銀行
（現三井住友銀行）入社。
米国カーネギーメロン大学にて MBA 取得。
帰国後、銀行のALM業務に携わったのち、
ビジネススクール運営会社に転職し、
人材・組織開発コンサルティング会社の
立ち上げに参画。
その後、経営人材の紹介をコアとする
成長事業支援会社を経て、新銀行東京設立
プロジェクト草創期に2年間携わり、
採用統括責任者として 5,000 人以上の応募が
あった公募採用で陣頭指揮をとり、
銀行立ち上げに大きく貢献する。
現在は、リソウル株式会社を設立し、大手
GMSの銀行設立プロジェクト参画、法人
向けの人事・採用コンサルティングや
経営相談、個人向けには起業支援、
転職支援、キャリアカウンセリング等
に取り組む。
2010年4月には日本初の社会起業家育成の
ビジネススクールである「社会起業大学」を
設立し、グローバルに活躍できる
社会起業家育成にも従事。
2013年4月に多摩大学大学院客員教授に就任。
2016年4月に一般社団法人公益資本主義
推進協議会副会長に就任。
これまでに1万人を超えるキャリア
カウンセリングを実施し、多くの人の
自己実現に貢献。
主な共著に「たかがＭＢＡされどＭＢＡ」
がある。
将来の夢は理想の中高一貫教育を
実践する学校の設立。
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