こんにちは。
事務局の櫻井正則が担当します、第153回目の事務局通信。
最後までご一読頂ければ幸いです。
※事務局通信は、
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「 当事者意識 」
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介護の大変さの一つに服薬管理という日々の役割があります。
筆者の母は朝、昼、晩に相当数の薬を飲みますが、
母が自分でできると思って、飲む薬を間違えてしまったら、
このことで、介護当初はかなりの喧嘩をしました。
母は自分でできると言って、譲りません。
私は、
それでも、飲んだふりしてシンクに流してしまったことが、
確かに相当苦いので、気持ちはわかるのですが、
その様な毎日の服薬管理の中で、とあることに気づきました。
それは、
そんなの薬剤師の誰がやっても同じだろうと思っていたのですが、
小分けの薬が20日分クルクルと巻き込まれて、朝食後とか、
それを取り出し、小分けの切込み線で切り離して、
点線の切込みは、ある一方向から切りやすくなっており、
毎日の事ですので、「これなんとかならないのかなぁ~。」
薬剤師の役割は調剤だけだろうと思っていた筆者にとって、
この薬剤師は薬を管理している人の気持ちになって袋詰めしてるん
この様に当事者の立場にになって考えるというのは、
筆者が今、進めている事業では、
商品を売りたいというこちらの思いだけでは、
「この商品をどの様な人に買って欲しいのか?」
「それなら、
と、
が、ここが本当に難しく苦労しています。
沢山の人に届けようと思うと表現がブレて、結局目的に届かない。
どれだけ広報しても決して良い結果に結びつかないことが山ほどあ
それでも諦めずに考えに考え抜いて、
「こんな物が欲しかった!!」
と思っていた方の気持ちと合致した時には、
「ああ、これを作っていて良かった!!」
という一つの達成感があります。
そして、それは商品を買って頂いた方の声として、
これからも、自分が売りたいものとか、自分が言いたいこと、
本当にこれを欲しいと思っているのか? 求めている人がいるとするなら、その人に届けられるのか? という当事者意識を持って事業に取り組んでいきたいと思います。
「これこれ、こういうのが欲しかったんだよね~!! 買って良かった~!!」
と、思って頂くために。
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キャリアチェンジサロン運営事務局
櫻井 正則(さくらい まさのり)
20代から演劇の作・演出家として何十本もの創作劇を上演。
30歳の時に、精神障がい者の社会復帰施設での彼らとの出会いから、こんな世界があるのかと目覚め、以後その道に進み、仕事の傍ら10年間東京都での「心の健康フェスティバル」総合演出を担当。
6年間地域のエッセンシャルワーカーの若手の繋がりを主催。
50歳で精神障がい者に特化のe-ラーニングを事業としたNPO法人「Leaves of Grass」を立ち上げる。
2020年12月に60歳で職場を定年退職。
2021年2月にITアプリを導入してメンタルヘルスケアを支援する一般社団法人「リプラボ」を立ち上げる。
その他に狛江市のNPO法人「狛江さつき会」の理事も兼務。
現在調布の自宅と埼玉県小川町の事務所を行ったり来たりの生活で、小川町では日本ミツバチのチーズケーキ販売の事業を展開すると同時に、障がい者の方に活版印刷を教えて、ユネスコ無形文化遺産の和紙で名刺づくりを始めている。
雇用環境整備士資格(Ⅱ種)取得
■NPO法人Leavess of Grass
法人URL:https://my125p.com/l/m/FcQVZs1mpXOKeT
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