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事務局通信
2024.1.31

【当事者意識】キャリアチェンジサロン事務局通信vol.153

こんにちは。

事務の櫻井正則が担当します、第153回目の事務通信

最後までご一読頂ければ幸いです。

事務通信は、キャリアチェンジサロンのセミナーやメールプログラムにお申込みいただいた方に毎週水曜日、キャリア関連のことやキャリアチェンジサロンの様子についてお送りしております。

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     「 当事者意識 」 

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介護の大変さの一つに服薬管理という日々の役割があります。

筆者の母は朝、昼、晩に相当数の薬を飲みますが、これを母にやらせるわけにはいきません。

母が自分でできると思って、飲む薬を間違えてしまったら、これは大変なことになります。

このことで、介護当初はかなりの喧嘩をしました。

母は自分でできると言って、譲りません。

私は、服薬時間や服薬の袋を間違えた場合のリスクなどがあるから、と何とか言い聞かせ続け、今ではなんとか素直に服薬してくれています。

それでも、飲んだふりしてシンクに流してしまったことが、しばしばありました。

確かに相当苦いので、気持ちはわかるのですが、心臓を守るためだったり、気持ちを落ち着かせるためだったりの薬の役割を、からの資料をもとに説明し続け、そのことに、私はかなり苦労しました。

その様な毎日の服薬管理の中で、とあることに気づきました。

それは、から手配されて薬袋に入っている小分けにされている薬の袋の巻き方です。

そんなの薬剤師の誰がやっても同じだろうと思っていたのですが、実は人によって相当な違いがあったのです。

小分けの薬が20日分クルクルと巻き込まれて、朝食後とか、昼食後とか、夕食後と書かれてある紙袋に入って渡されます。

それを取り出し、小分けの切込み線で切り離して、服薬させるのですが、この巻き方一つで、労力がこんなに違うとは思いませんでした。

点線の切込みは、ある一方向から切りやすくなっており、巻き方でこの方向が逆だと大変切りにくく、わざわざ直してから切らないといけないのです(汗)

毎日の事ですので、「これなんとかならないのかなぁ~。」と思っていたある日、この日に受け取った薬は、クルクル巻きではなく、Wの様な形で袋詰めされており、なんとこれだけでストレスなく小分けに切り離すことができ、ビックリしてしまいました!!

薬剤師の役割は調剤だけだろうと思っていた筆者にとって、これは衝撃的でした。

この薬剤師は薬を管理している人の気持ちになって袋詰めしてるんだなぁ~と。

この様に当事者の立場にになって考えるというのは、どの様なことにも活きてきます。

筆者が今、進めている事業では、当然ながら広報活動をしているわけですが、このWebマーケッティングという現代の広報戦略に大変苦労しております。

商品を売りたいというこちらの思いだけでは、全くもって売れません。

「この商品をどの様な人に買って欲しいのか?」

「それなら、その人が買いたいと思うワードやお得なことって何だろう?」

と、とことん買ってもらいたい人に届く様にしなくてはなりません。

が、ここが本当に難しく苦労しています。

沢山の人に届けようと思うと表現がブレて、結目的に届かない。

どれだけ広報しても決して良い結果に結びつかないことが山ほどありました。

それでも諦めずに考えに考え抜いて、この商品を買いたいと思う人の気持ち、つまり当事者意識に立って考えて導き出したキーワードや、それこそ薬の巻き方ではありませんが、包装の仕方などが、

「こんな物が欲しかった!!」 

と思っていた方の気持ちと合致した時には、

「ああ、これを作っていて良かった!!」

という一つの達成感があります。

そして、それは商品を買って頂いた方の声として、間違いなく返ってくるのです。

これからも、自分が売りたいものとか、自分が言いたいこと、をただ単に発信するのではなく、

本当にこれを欲しいと思っているのか? 求めている人がいるとするなら、その人に届けられるのか? という当事者意識を持って事業に取り組んでいきたいと思います。

「これこれ、こういうのが欲しかったんだよね~!! 買って良かった~!!」

と、思って頂くために。

 

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キャリアチェンジサロン運営事務局

櫻井 正則(さくらい まさのり)

20代から演劇の作・演出家として何十本もの創作劇を上演。

30歳の時に、精神障がい者の社会復帰施設での彼らとの出会いから、こんな世界があるのかと目覚め、以後その道に進み、仕事の傍ら10年間東京都での「心の健康フェスティバル」総合演出を担当。

6年間地域のエッセンシャルワーカーの若手の繋がりを主催。

50歳で精神障がい者に特化のe-ラーニングを事業としたNPO法人「Leaves of Grass」を立ち上げる。

2020年12月に60歳で職場を定年退職。

2021年2月にITアプリを導入してメンタルヘルスケアを支援する一般社団法人「リプラボ」を立ち上げる。

その他に狛江市のNPO法人「狛江さつき会」の理事も兼務。

現在調布の自宅と埼玉県小川町の事務所を行ったり来たりの生活で、小川町では日本ミツバチのチーズケーキ販売の事業を展開すると同時に、障がい者の方に活版印刷を教えて、ユネスコ無形文化遺産の和紙で名刺づくりを始めている。

 

雇用環境整備士資格(Ⅱ種)取得

 

■NPO法人Leavess of Grass

 法人URL:https://my125p.com/l/m/FcQVZs1mpXOKeT

 

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