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事務局通信
2023.9.27

【事業継承】キャリアチェンジサロン事務局通信vol.135

こんにちは。

事務の櫻井正則が担当します、第135回目の事務通信

最後までご一読頂ければ幸いです。

事務通信は、キャリアチェンジサロンのセミナーやメールプログラムにお申込みいただいた方に毎週水曜日、キャリア関連のことやキャリアチェンジサロンの様子についてお送りしております。

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    「 事業継承 」 

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以前にもこの通信で、私の朝のルーティンの話しをさせて頂きましたが、今も朝5時に目を覚まし、ラジオを1時間ほど聞き流しながら脳を覚醒しています。

またその後、大体8時位に朝食を取りながらラジオを聞いています。

聞いているのは、その目覚めの時の1時間と朝食の時の1時間で計2時間程度なのですが、その時のラジオの番組内の話題などは、時々「ほう…」と思うような気付きがあったりして、中々ためになったりします。

この日も朝食時のラジオの話題で、皆さんもご存知のあのインスタ映えする「フルーツサンド」の生みの親である、愛知県岡崎市のダイワスーパーの2代目社長大山皓生(おおやまこうき)さんが出演されていました。

24歳の時に、祖父が営んでいた地域の小さなダイワスーパーを2代目として継いで欲しいと懇願され、決意して引き受けます。

 

「とりあえず自分の出来ることからしようと、大手スーパーとは全く違うことで何か一番を目指そうと思い、かき氷を一番売るスーパーを目指そうと思いました。それで、最初は野菜のかき氷を出したんですけど、見事に一個も売れず(笑)」と当初の失敗談を。

そこで諦めないのが、経営者の胆力とでもいうのでしょうか、

やがてフルーツをふんだんに使ったフルーツサンドの誕生につながって、八百屋の作る本気のフルーツサンドを求めて連日行列ができる人気店になっていくのです。

今では京都や博多、東京にフルーツサンド専門店を出店するなどその勢いはとどまることを知りません。

 

通常この事業継承というのは、祖父や父からその子供に受け継がれていくのが常ですが、今の日本の少子化の波は、こうした日本独自の伝統の技術などの次世代への継承にも危険信号を鳴らしています。

医療機器メーカーのテルモは、糖尿病の治療で何度も注射をしなくてはならないその痛みに向き合う子どもたちのために、なんとか痛みを軽減する注射器を開発したいととある町工場と手を組むことになります。

それは、東京都墨田区の従業員数6人という小さな町工場でありながら、その高い技術カが日本はもちろん、世界の大企業やNASAなどに注目されている、岡野工業株式会社でした。

しかし、この大切な技術も社長の高齢化とその技術を引き継いでくれる後継者がいないということで、廃業を余儀なくされています。

日本の高い技術や伝統の食品などは、それを継承してくれる人がいなくては、続けていくことはできません。

今の日本は中々表面には出てこない、大変困難な課題を抱える時代を迎えているのです。

その様な事に着目して、大学生の頃から興味をもってこの日本の事業継承という問題に取り組んでいる若き女性がいらっしゃいます。

現在26歳の、林田茉優さんです。

林田さんは大学4年の時に、世界から注目される日本の技術と伝統を絶やしてはならないと、売り手(=後継者未定の中小企業)と買い手(=企業)の両方を支援して結びつける事業を行うCON株式会社を設立します。

この様な経緯の中で、なんと林田さん自身が24歳の時に、福岡で廃業の危機に瀕していた創業132年の老舗蒲鉾屋「吉開のかまぼこ」の4代目社長に、全くの未経験で就任するのです。

いったい何が、林田さんをその様な果敢な挑戦に進ませる、その思いとなったのでしょうか?

キャリアチェンジサロンの皆さんもきっと気になるところだと思います。

そんな林田さんと筆者であります櫻井との無料トークステージが、以下の通りオンラインにて開催されますのでご興味のある方はご参加してみて下さい。

櫻井正則のノリノリトーク第3弾

きっと皆さんの何がしかの挑戦のヒントになるはずだと思います。

「事業継承」

この身近ではないけれど、なくなってしまったら私たちも困るような身近な課題を、真剣に考えてみるきっかけになると思います。

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キャリアチェンジサロン運営事務局

櫻井 正則(さくらい まさのり)

20代から演劇の作・演出家として何十本もの創作劇を上演。

30歳の時に、精神障がい者の社会復帰施設での彼らとの出会いから、こんな世界があるのかと目覚め、以後その道に進み、仕事の傍ら10年間東京都での「心の健康フェスティバル」総合演出を担当。

6年間地域のエッセンシャルワーカーの若手の繋がりを主催。

50歳で精神障がい者に特化のe-ラーニングを事業としたNPO法人「Leaves of Grass」を立ち上げる。

2020年12月に60歳で職場を定年退職。

2021年2月にITアプリを導入してメンタルヘルスケアを支援する一般社団法人「リプラボ」を立ち上げる。

その他に狛江市のNPO法人「狛江さつき会」の理事も兼務。

現在調布の自宅と埼玉県小川町の事務所を行ったり来たりの生活で、小川町では日本ミツバチのチーズケーキ販売の事業を展開すると同時に、障がい者の方に活版印刷を教えて、ユネスコ無形文化遺産の和紙で名刺づくりを始めている。

 

雇用環境整備士資格(Ⅱ種)取得

 

■NPO法人Leavess of Grass

 法人URL:https://my125p.com/l/m/FcQVZs1mpXOKeT

 

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