【不幸中の幸い】キャリアチェンジサロン事務局通信vol.78

こんにちは。

事務局の櫻井正則が担当します、第78回目の事務局通信。

最後までご一読頂ければ幸いです。

※事務局通信は、キャリアチェンジサロンのセミナーやメールプログラムにお申込みいただいた方に毎週水曜日、キャリア関連のことやキャリアチェンジサロンの様子についてお送りしております。

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　「　不幸中の幸い　」

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今回の通信は、正にリアルタイムなお話となります。

それは「コロナの感染」に関するお話しだからです。

これを読まれる方の中には、コロナで亡くなったり苦しんだりしている人がいる中で、「不謹慎である。」と思われる方もいることを分かったうえで、これも一つの捉え方であると、大きな心で読んでいただけたら幸いであります。

つまり物事の捉え方は様々だけれども、それによっては進む道が変化したり、少々大袈裟ですが、その先の人生にも影響するかも知れません。

さてコロナがリアルタイムとは、今これを書いている私が、コロナに罹患し、現在10日間の行動制限を受けている最中と言うことなのです。

埼玉の事務所でひとりで仕事をしていたある朝、起床するとかなりの発熱があり、測ってみると38.1度。コロナ禍の３年余り毎日体温を測っていますが、これまでずっと36度台。

これはもしやと言うことで、これまで病院にかかったこともない住居とはべつの郡で、不安になりながらもまずは埼玉県のホームページから、発熱外来を行っているところを探そうとしますが、土地勘がないので、駅名を入れても埒が明かないので、そこに書いてある相談窓口に電話を掛けます。

何度かけても繋がらず、結果１時間かけて86回目で漸く窓口に繋がりました。

相手の最初の一言は「お待たせいたしました。」

まぁ保健師さんでしょうか、その方に文句を言ったところで通話料金がかかってしまうので、直ぐに用件を伝えて、小川町駅に近い２つの発熱外来を紹介して頂きました。

その中の一つに連絡すると、看護師さんらしき方が、「では、11:30に病院の窓口ではなく、赤い屋根のプレハブの方にいらしてください。」とのこと。

考えてみると埼玉の、比企郡の、小川町だからこんなに早く受診できたのか？　とも思ったりしました。

同じプレハブ内に私合わせて３人の受診の方がいらっしゃいました。

抗原検査とPCRと両方行いましたが、結果の早い抗原検査にて既にコロナ陽性。10日間の行動制限が課せられることになりました。

薬や解熱剤などを頂いて帰宅して、お昼を食べてまずは薬を服薬。

ちょっと落ち着いたところで、さて、買い物にも行けないしこれからの食べ物をどうしようと思いました。

が、こういう時こそAmazonと思い立ち、まずは、１日の献立を考えて、被らない様なメニューで冷凍ものとか、お湯で簡単に出来るものとかを購入し始めると、なんだか欲が出てきて、これまであまり食べたことのない珍味とかどうかとか、どうせならこれも頼んじゃえとか、中々楽しくなってきました。

酒好きの私ですが、流石に期間中薬も飲むので、アルコールはダメだよな～と思いながら、ノンアルならと２ケース箱買いをしました。

普段なら近くの行きつけのイタリアンに夜な夜な出没する私ですが、そこに行けないのだからと、その分次々と購入。正に自宅療養のパラダイスとでも言わんばかりの購入っぷり。

次の日には事務所に次々と品物が届けられて、出かけられなくても何不自由することなく、快適に過ごすことが出来、日本の流通産業の素晴らしさを肌で感じることができました。

まぁこれも３回のワクチン接種のお陰か、体調が悪くなることなく、普通にオンラインで仕事が続けられる環境があっての事と、コロナとの共存は現代ならではなのかも知れないと思い馳せる次第です。

保健所から送られてきたメールにあるサイトに繋げて、毎日体温とその他の体調を情報として上げています。

行動制限解除については再度の検査をすることなく、保健所の判断で、予定通りであれば10日内で解除となります。

最初の数日は、肩の奥つまり肝臓辺りの負担を感じるようなこともありましたが、３日後にはそれも消えて、時々出る咳や痰もほぼ治まった感じです。

無事に10日間の自宅療養を終えたいものです。

最後に余談にはなりますが、Amazonの費用や病院、薬局の費用については今後支払うわけですが、ふと思い付き、加入している保険会社に連絡したら、コロナの自宅療養でも入院の取り扱いになり、給付金の対象ですとのこと。

一時金で105,000円の契約なので、自宅療養10日以内なら、終了後請求可能ですとの回答でした。

HER-SYSが証明書類になりますとのことで、これはコロナに罹患すると、保健所から送られてくるサイト内にログイン登録すれば証明書が発行されます。

という訳で、私の現在の自宅療養生活はさほど普段と変わらないばかりか、いつもとは違った楽しみと、そして何故か給付金まで頂けるというものとなりました。

こう書きますと反発ばかりを招きかねませんので、ひと言反省を込めて。

日頃からの自分の健康管理は決してナメてはいけない。「不幸中の幸い」は日頃の努力からしかやっては来ない。

正に渦中の私にはそう思えるのです。

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キャリアチェンジサロン運営事務局

櫻井正則（さくらいまさのり）

20代から演劇の作・演出家として何十本もの創作劇を上演。

30歳の時に、精神障がい者の社会復帰施設での彼らとの出会いから、こんな世界があるのかと目覚め、以後その道に進み、仕事の傍ら10年間東京都での「心の健康フェスティバル」総合演出を担当。

6年間地域のエッセンシャルワーカーの若手の繋がりを主催。

50歳で精神障がい者に特化のｅ－ラーニングを事業としたNPO法人「Leaves of Grass」を立ち上げる。

2020年12月に60歳で職場を定年退職。

2021年2月にITアプリを導入してメンタルヘルスケアを支援する一般社団法人「リプラボ」を立ち上げる。

その他に狛江市のNPO法人「狛江さつき会」の理事も兼務。

現在調布の自宅と埼玉県小川町の事務所を行ったり来たりの生活で、小川町では日本ミツバチのチーズケーキ販売の事業を展開すると同時に、障がい者の方に活版印刷を教えて、ユネスコ無形文化遺産の和紙で名刺づくりを始めている。

雇用環境整備士資格（Ⅱ種）取得

■NPO法人Leavess of Grass

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