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事務局通信
2022.1.19

【人生を変える言葉】キャリアチェンジサロン事務局通信vol.47

こんにちは。

事務局の櫻井正則が担当します、第47回目の事務局通信。

最後までご一読頂ければ幸いです。

※事務局通信は、キャリアチェンジサロンのセミナーやメールプログラムにお申込みいただいた方に毎週水曜日、キャリア関連のことやキャリアチェンジサロンの様子についてお送りしております。

 

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 「人生を変える言葉」

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私がお仕事を頂いております、株式会社リソウルの事務所は鎌倉にあります。

鎌倉と言うと鶴岡八幡宮。

新年のお参りをする方は大変な人数に及びます。

鎌倉初代将軍源頼朝ゆかりの神社として有名です。

現在NHKの大河ドラマは、この頼朝を助けて時代の中心となっていく北条家を描いています。

私も見ておりますが、この頼朝をかくまったために日々翻弄されるのが、北条時政の次男義時。

頼朝と結婚する北条政子の弟になります。

いつもいつも厄介ごとを押し付けられる義時は、頼朝と姉の政子の結婚をやめさせ、北条家との関係を絶たせて厄介払いをするために、頼朝と温泉地にて話をします。

ぐたぐたと小理屈を並べて関係を断ってくれと懇願する義時に、頼朝はじっと夕日を見ていた顔を義時に向けて鋭い視線で語り掛けます。

「私には時が無い。北条を後ろ盾として悲願を成就する。」

「悲願?」と問いかける義時。

「お前だけには話しておく。」と前置きして頼朝は義時に語り掛けます。

「いずれ私は挙兵する。都に攻め上り、にっくき清盛の首を取りこの世を正す!! この世をあるべき姿に戻す!! そしてお前は、俺の頼りになる弟じゃ。」

と力強く義時の肩に手を掛けるのです。

大きな大義を知り、その思いを語って自分を頼ってくれる頼朝の言葉に、それまでの全てを忘れて頼朝を支えることを誓う、感動的な場面となりました。

 

その人の人生を変えてしまうかもしれないという、人や言葉に出会えることは稀かも知れません。

信じたばかりにとんでもない目に合ったと言うこともあるでしょう

どちらに転ぶか分からないにしても、自分の心を根底から揺り動かしてくれるような言葉に出会えることは、稀だからこそ大切な出会いとも言えると思います。

私も長年精神障がい者の方々と生きてきて、どれだけ辞めようと思ったか知れません。

こんな理不尽が許されて良いのかと、社会を呪ったこともあります。

では何故これまで辞めずに、離れずに、こんなやっかいな仕事と向き合ってきたのかと言いますと、それはやはり人生を変えてくれた一言があったからです。

私が勤めていた施設の母体である精神科の病院の院長は、やり手の経営者でしたが、話は長いし人の言うことは聞いてくれないし、金のことしか頭にないのかよ、とか批判めいた事しか思い浮かばないような人でした。

その院長が亡くなり、お世話になっていた患者さんからの発案で、色紙を書いて棺に一緒に入れようと言うことで、多くの患者さんがお別れの言葉を書いておりました。

葬儀前にたまたまその色紙を目にする機会があったので、皆さん何を書いているのだろうと興味津々で読んでおりました。

多くの方が感謝の言葉を述べておられる中で、とある一言に私のこころはくぎ付けになったのです。

それは色紙の隅っこに、本当に消え入りそうな小さな文字で、

「先生。わたしの居場所をつくってくださって、本当にありがとうございました。」

そう書かれてあったのです。

名前も書かれておらず、どこの誰かもわかりませんが、

だれからも見放されて、だれからも気づかれずにそっと独りで生きてきた方の、その居場所を作ったという尊い仕事は、誰でもできることではないとそう感じました。

私も人生を捧げるなら、小さくても誰に知られなくても、ひとりでも辛い思いをされている方が、ちょっとでも楽に、ちょっとでも安らぐ居場所を作れるように生きていこうと心に誓った出来事でした。

人生を変えるような言葉は、どこにでも転がっているものではありませんが、きっと誰かを待ち続けてるような気がしてなりません。

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キャリアチェンジサロン運営事務局

櫻井 正則(さくらい まさのり)

20代から演劇の作・演出家として何十本もの創作劇を上演。

30歳の時に、精神障がい者の社会復帰施設での彼らとの出会いから、こんな世界があるのかと目覚め、以後その道に進み、仕事の傍ら10年間東京都での「心の健康フェスティバル」総合演出を担当。

6年間地域のエッセンシャルワーカーの若手の繋がりを主催。

50歳で精神障がい者に特化のe-ラーニングを事業としたNPO法人「Leaves of Grass」を立ち上げる。

2020年12月に60歳で職場を定年退職。

2021年2月にITアプリを導入してメンタルヘルスケアを支援する一般社団法人「リプラボ」を立ち上げる。

その他に狛江市のNPO法人「狛江さつき会」の理事も兼務。

現在調布の自宅と埼玉県小川町の事務所を行ったり来たりの生活で、小川町では日本ミツバチのチーズケーキ販売の事業を展開すると同時に、障がい者の方に活版印刷を教えて、ユネスコ無形文化遺産の和紙で名刺づくりを始めている。

 

雇用環境整備士資格(Ⅱ種)取得

 

■NPO法人Leavess of Grass

 法人URL:https://my125p.com/l/m/FcQVZs1mpXOKeT

 

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