【決断とは】キャリアチェンジサロン事務局通信vol.23

第23回目の事務局通信はキャリアチェンジサロン代表の田中勇一が担当します。

※事務局通信は、キャリアチェンジサロンのセミナーやメールプログラムにお申込みいただいた方にキャリア関連のことやキャリアチェンジサロンの様子についてお送りしております。

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「　決断とは　」

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オリンピックが始まり、そして、日本の金メダルラッシュもあり、

予想以上に盛り上がってきました。

人生を懸けてオリンピックに臨む選手たちの想いや真剣さが、

テレビからも十分伝わり、多くの感動を生んでいます。

この感動が、この日本、そして東京から生まれていることを考えると、

オリンピックを開催して良かったとも思えます。

こういった状況の中、メダルをとった選手が必ず語る言葉が、

「オリンピックを開催して下さり、

本当にありがとうございます。

お陰でメダルが取れました。」

この言葉ほど、

今回のオリンピックの開催の難しさを表すものはないと思います。

実際のところ、開催前から懸念されていたとおり、東京での感染者数は、

曜日として過去最高を記録する日があるなど、感染者数は増えています。

オリンピック関係者からも感染者が出て、いくら感染予防をしても防げないことが

あることも改めて認識されました。

感染予防の観点からは、オリンピック開催がネガティブなことは間違いなく、

命を守る観点から反対する人が多いものわかります。

そういった環境で開催された今回のオリンピックほど、

『決断』の難しさが浮き彫りになったことはないでしょう。

『決断』と書いて

『決めて』『断る』と読みます。

決めるということは、何かを断る、捨てるということでもあります。

キャリアチェンジにおいても、やりがいも欲しいし、年収も上げたい、

安定した環境で働きたい、どの要望も満たしたいと考えがちですが、

皆さまもご存知の通り、すべてを満たすのは難しいのです。

捨てることを決めるためには、自分が本当に求めているものは何なのか、

自分に本当に必要なものは何なのか、などを普段から考えておく必要があります。

自分が求めていること、必要なことがわかっているからこそ、

それ以外のことは捨てることができます。

今回開催を決断したオリンピック。

この決断により、良いことも悪いことも今後も起こっていくでしょう。

私は、オリンピックの開催における試行錯誤を通して、

withコロナ時代の社会の在り方を模索していくための

たくさんのノウハウが生み出されていくことを期待しています。

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