こんばんは!
第3回目の事務局通信はキャリアチェンジサロン事務局の扇谷(おうぎや)が担当します。
※事務局通信は、キャリアチェンジサロンのセミナーやメールプログラムにお申込みいただいた方に毎週水曜日、キャリア関連のことやキャリアチェンジサロンの様子についてお送りしております。
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「ありがとう」に自分だけの仕事がある
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■次の時代に選ばれる商品・サービスとは?
■自分がやるべき仕事とは?
今、そう考えている方へ。
その答えを見つけるヒントは、「ありがとう」と、言われたところにあります。
私は、ビジネススクール運営や転職支援に10年以上携わっている中で、沢山のキャリアチェンジの成功や失敗に関わっているのですが、転職、起業、副業、と共通して感じていることです。
もし、今、○○さんがキャリアチェンジを考えているならば、衰退するサービスや、向いてない仕事、やり甲斐のないワクワクしない仕事はもう選ばないと思います。
ではどうやって、自分の仕事を見つけるのか。
そのヒントを今日の事務局通信でお伝えできればうれしいです。
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「ありがとう」にある3つの証
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なぜ「ありがとう」なのか、それは3つの証があるからだと思っています。
■困っていることが解決できた証
■自分が価値を提供できていた証
■この人のためにと思える人(客)がいる証
一つづつ事例を交えて紹介します。
■困っていることが解決できた証
当たり前のことですが、
あなたに、ありがとうと言うということは、
その人が何か困っていることが解決できた
から感謝して言っています。
ビジネスは、お困りごとが解決できて、
その対価でお金をもらうことです。
ということは、1人が困っていることは、
多くの人も困っている可能性がある、
と考えてみると商品・サービスの種が
潜んでいます。
ひとつの事例です。
通信事業で世の中に革命を起こした立役者で
上場も果たしたフォーバルの創業者(現会長)の
大久保秀夫さんは、なんと、
通信、ITは全く苦手で疎かったそうです。
でも、電話代が高いな、もっと分かりやすい
電話の掛け方になったらいいな、
と自分も困ってて、そういう小さなお困りごと
を解決する方法を見つけ、
とある中小企業に提供したら、ありがとう、
って言われたことでひらめいたそうです。
だったら日本全国の中小企業も困っているはず
と会社を起こし、みごとニーズと合致し拡大。
電電公社(現NTT)が独占していた電話機市場
を変革しました。
○○さんが、ありがとうと言われた時を
思い出してみると、同じように困っている人
が沢山いるかも知れません。
■自分が価値を提供できていた証
ありがとう、と言われたということは、
○○さんが何か役に立って
価値を提供しているはずです。
それは、仕事でやったことかも知れませんし、
無意識にやったことかも知れません。
でも、その人では出来なかったことを
提供しているからで、さらに自分でも
気づいていない強みや稼ぐ力があります。
うちの会社の事例です。
私は業者の交渉が苦手なのですが
同僚に業者の交渉が得意なスタッフがいて
いつも感謝をしています。
印刷屋、粗大ゴミ業者、内装業者、
システム会社、弁当屋、
とジャンル問わず仲良くなって、
交渉出来る知識も短期間にインプット。
そして業者さんをやる気にさせて
良好な関係を築きながら、
しっかり最安値で付加価値もつけて
見積もりゲットする。
惚れ惚れする仕事っぷりです。
本人は当たり前にやっているので
きっと強みだと思ってないと思います。
でも、うちの会社で出来る人はいなく
私はものすごい強みだと思っています。
そして、もっと、そうした彼女の強みを
活かす機会を創りたい!
そう思うようになりました。
ぜひ、ありがとうと言われた時、
その人が出来ないことで、自分ができたことが
あるならば、そこに自分だけの強みや、
自分がやるべき仕事のヒントがあります。
■この人のためにと思える人(客)がいる証
人生長く生きてたら、ありがとう、って、
きっと何百と言われていると思います。
でも、思い出せないこともあれば、
鮮明に覚えていることもありますよね。
その違いは、
「誰に言われたか」
だと思っています。
鮮明な記憶には、
「この人の役に立った!」
ということに喜びがあるはずです。
私は旦那から、ありがとうと言われた記憶は
薄いのですが(笑)
息子から「おかん、ありがとう」
って言われたことは泣くほど嬉しくて
今でも鮮明に覚えています。
これからの仕事は、
自分は誰を助けたいか?
どんな人をお客様にしたいか?
「お客様を選ぶ」
ことが大事だと思っています。
想いを持てずに仕事をしていても、
頑張れないし、辛いし、
アウトプットも悪いです。
お客様も嫌だと思います。
商品やサービスが溢れているからこそ
お客様も、自分に想いを持ってくれる人を
選ぶことが出来る時代です。
ロジックで作り上げた差別化された
素晴らしい商品・サービスよりも、
想いのある商品・サービスが
「次の時代に選ばれる商品・サービス」
だと思っています。
私の事例を一つお伝えします。
お客様から頂いた求人案件に応えよう!
と必死に仕事をしていました。
望む候補者を探して、何人も紹介して、
面接フォローもして、周りを巻き込んで、
苦労をしてやっと内定!
しかし候補者さんが入社を辞退。
まためげずに、振り出しに戻って、
別の方を紹介して、またやっとの思いで内定!
でもまた辞退。
完全に落ち込みました。
期待をしてくれて案件をくださっている
お客様に多大なる迷惑をかけてしまい、
申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
お叱りを受けるのを覚悟で
お詫びの電話をしたところ、
「本当にありがとう。」
と間髪いれずに言われました。
「どれだけ私たちのために苦労をしたか
よく分かります。」
「扇谷さんは、大事な仲間です。」
といって、すぐに新たな大口の案件を
オーダーしてくれました。
涙が止まりませんでした。
この人のために仕事をしたい。
心から感情が湧きました。
後日談ですが、
その役員から自分のキャリアチェンジの
相談を私にしてくれるようになりました。
「この人のために」
と思える人が明確になったことで、
自分のやるべき仕事も見えてきました。
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■2021年、新しい時代の幕開け
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ありがとう、という言葉からのお話でしたが、
いかがでしたでしょうか?
少しでもヒントとなれれば嬉しいです。
2021年は、新しい時代の幕開けです。
これから必要とされるサービスを
みんながそれぞれ考えていく時代であり
出来ることや、本当にやりたいことで
手を取り合って新しい仕事を作り始める、
そんな準備をする2021年。
そう思っています。
たった1人が言ってくれた
「ありがとう」を宝物に、
みんなで沢山の「ありがとう」を
世の中に生み出して行きましょうね!
※参考文献
大久保 秀夫著「最高の生き方」
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キャリアチェンジサロン運営事務局
キャリアチェンジプランナー
扇谷麻子(おうぎやあさこ)
荒川区出身の下町で、もんじゃと駄菓子で
育つ。20歳で結婚、出産を経てからキャ
リアを歩む。一児の母として、外郭団体で
の総務人事の業務を経て、新銀行立ち上げ
の人事部に入行。人事企画、業務フロー
構築、採用、労務、制度、正社員から派遣
社員の大規模採用に携わる。2007年、
リソウル株式会社の立ち上げから参画し、
大手企業の人事採用コンサルティング事業、
人材紹介事業、約5000名の転職をテーマと
したキャリアカウンセリングを担う。
2010年、社会起業大学設立時から運営事務
局として起業や副業・社会活動を目指す社会
人のスタート支援に関わる。
仕事を通して社会に貢献するだけではなく、
人生まるごと、本当にやりたいことを追求し
ていきたい思いに至り、2020年、ずっとあこ
がれていた鎌倉に移住。食生活と仕事&生活
リズムを変えて3か月で10キロ痩せた実績
を持つ。
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自分の力を活かしたビジネスを
スタートするまでを支援する
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